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2025年9月5日(金)

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山梨百名山  三ッ峠山vol.9

こんにちは、フジコン広報委員会の浅葱です。

8月16日。あ~ (=_=) やっぱり曇り。残念ながら曇り。

今日は前回、新倉山頂上に行けなかったので、リベンジ登山。

下吉田駅から再び忠霊塔に上り、新倉山山頂を目指します。

調子が良かったら、そのまま三ツ峠山に行こうと思います。

そして、下吉田駅に帰るピストン登山の予定。

 

河口湖方面三つ峠駅の始発は7時04分。

師匠は新倉山浅間公園に来るのは初めてなので、

ちょっと自慢気に『ここを行くんだよ』と下吉田駅から忠霊塔まで私が案内役(^_-)-☆

車窓からも富士山は全く見えなかったけれど、時間が経っても、全然出て来てはくれない。

三ツ峠山まで行って、西桂側に下りるかもしれないから、

新倉富士浅間神社にお参りしてから忠霊塔に上がります。

朝早いので拝殿の扉は開いておらず、社務所も締まっていました。お守りは受けられないね。

曇り空で、遥拝は叶わないだろうけど、展望デッキに案内してから、山頂に進もうと思います。

デッキに座り込み、富士山が覗くのを待ちわびる観光客とは対照的に、師匠は、さほど興味がわかない様子です。

さくや姫階段が思ったよりきつかったと、眼下に広がる富士吉田市の町並みを眺めて、じっとしていました。

 

▲▲▲7:30 a.m. 大鳥居の間に富士山 (^^♪ 一瞬だけお姿を見れました▲▲▲

▲▲▲いつから待っているんだろう (・・? 富士山見えないね▲▲▲

 

8時10分。さあ頂上を目指そう ( `ー´)ノ もう一段上の展望台から登山道に入ると、急に涼しくなりました。

松より檜が多く見られる。『もともと、ひのきは無いからなあ…植林したんだろうなあ…』

密集した木々を見て『3本に2本は切ってもいいくらいだ。枝打ちもしていないな…』

師匠はプロみたいなことを言っている。

子どもの頃、山の仕事の手伝いに連れていかれたんだそう。

狭い山道を外して、あちこちに猪が掘り返した跡が見えます。

お義父さんは、鉄砲が趣味で、イノシシ狩りを仲間としていました。

狩猟犬も飼っていたそうです。名前は“チビちゃん”。

時々、思い出話に出てきて『耳の垂れた犬が好き!』とよく言っています。

熊は滅多に獲ったことがなく、熊狩りの出来る人は少なかったそうです。

以前、お義母さんから、いただき物の熊の肉をお裾分けしてもらったことがあります。

ちょっと癖のあるにおいがしましたが、とても美味しかったので、そう言うと

おかあさんは『上手に煮ただな。うら(私は)あんまり好きじゃないよ。』と言っていたことを思い出しました。

 

▲▲▲登山道に入ってすぐに鹿の角突き跡 (; ・`д・´) びっくりしたあ (>_<) 熊の引っかき傷かと思ったー▲▲▲

 

 

今年も各地で熊に遭遇するニュースが後を絶たない。

なので、やっつけられるなら私が先にと思い、勇みよく前を歩くが、それも少ししか持ちませんでした。

結局いつものように、師匠の後ろを、必死に着いていきます。

進すみながら、蒸してきたかなあと思っていたらアブがまとわりつき始めました。

師匠のカーゴパンツに3匹も4匹も止まっているのが見えます。

肌の露出しているところや、薄いTシャツの上からだと、嚙まれているのか刺されているのかとにかく痛い。

『パチンとやりたいところだけど、まだ、お盆だからやめとく』と、師匠は冷静に前を行く。

私はたまりかねて、首に巻いた市松模様の手拭いで、パタパタと払いながら歩く。手拭いは汗でぐっしょり。

『アブくん、アブくん。また来たね』と師匠は余裕綽々で歩いています。

 

▲▲▲展望台から30分で亀石に着いた(^_-)-☆亀石?と思うかもしれないけれど前に回ってみると分かるよ▲▲▲

▲▲▲亀石から4分 (*^^)v ゴンゴン石がある (+_+) 空洞に頭を突っ込むと音がするらしいが怖くて出来ない▲▲▲

 

新倉山頂上近くで、跳ねるように走り去るリスを見かけました。

大きな、ふさふさのしっぽが印象的。樹の上で暮らすリス。何をしに降りてきたの(・・?

『リスがいたね (*^^)v 』というと『熊じゃなくて良かったねえ~』と師匠。

ほんと、冷静沈着だこと。もうちょっと驚いてよ~ ((+_+))

 

▲▲▲油断すると転げ落ちそうな登山道 (>_<) ▲▲▲

▲▲▲御殿からの眺めは晴れていれば絶景…のはずですぅ…▲▲▲

 

まあまあ急な山道を上がってきたのに、新倉山山頂は、ここがそうなのかしら (・・? とちょっと拍子抜け。

樹々に囲まれ、天気も良くないので、素晴らしい眺望というわけにはいきませんでした。

5分ほど先にあるという新倉山登山の最終地点、“御殿”を目指して休憩もせずに進みます。

御殿《ごてん》からは素晴らしい眺めが…のはずが、厚い雲に覆われて、富士山もお隠れになっておられます。

これから先も幾度と『富士山はどっち(・・?』と聞くことになるんですが、全く見ることができませんでした。

忠霊塔から頂上までは案内板では50分で行けると書かれていたけれど、30分ほどオーバー。

持ってきた小ぶりの羊羹を食べて、休憩をしました。美味しかった~ (*^-^*)

『どうするの(・・?』と師匠に問われましたが、話し合うこともなく、

三ツ峠山まで行くことにして歩き出します。ここで、9時30分。

 

▲▲▲急な登山道を下ったり登ったり…▲▲▲

▲▲▲樹々がまばらになっているところも多いので晴れていれば日差しが強くて参っちゃうかも…▲▲▲

 

新倉山から下りて、霜山を経由し、三ツ峠山まで尾根伝いに歩く縦走登山。

急登なのでロープが補助のため何か所も張ってあります。私はそれを頼りに必死に登っていきます。

『ロープは頼らないで、棒をもって歩きなさい』と師匠。

棒って… (=_=) 今日は、達磨石から登ってきていないので、いつも杖にする太目の枝がありません。

なので私のトレッキングポールを1本ずつ分けて持っています。

無理して良いのを買ったカーボン製のトレッキングポール。

もし熊に遭遇したら、何かしらの手助けになるかもしれない。駄目かな……

急な山道のアップダウン。(-。-)y–.。o○゜゜゜。・゜・゜゜゜-.。o○

雲りだし、樹木の緑に覆われているので、周りの景色は楽しめないから、ただただ、ひたすら歩く。

 

 

▲▲▲和菓子のような丸いキノコと優しい色の花 (#^.^#) ソバナかな…▲▲▲

▲▲▲木無山の草原に群生していたオオバギボウシとひっそり咲くカイフウロ▲▲▲

 

三ツ峠は木無山、開運山、御巣鷹山を総称して【三ツ峠山】といいます。

河口湖に行くという登山ウエアをしっかり着た方たちに、

先ほど会いましたが、こちらのルートを歩く人は少ない。

トレイルランニングの人は別として、三ツ峠山でも、軽装の外国人を見かけることがあって、びっくりします。

もう少しで木無山頂上じゃないかというあたりで、花の香りがしてきました。

『なんかいい香りがするね (^^♪ 』と私が話しかけると『山百合かな~ “(-“”-)”』…

師匠は良い花の香りは、みんな山百合かなという。

『昔は、いっぱい咲いていたんだよね。お猿さんが、みんな取っちゃうんだよ (+_+) 』

花がいっぱい咲いていたころを思い出し、猿は根こそぎとってしまうと師匠は嘆いていました。

三ツ峠の植物は、盗掘被害や鹿の食害を受けて減少しており、危機的な状況にあると聞いています。

そうかあ、最近は猿の被害はあまり聞かれないけど、野生動物との共存は、ほんと難しいよね。

ヤッケを着るほどでもなく、ザックカバーをかけるほどでもないが、ぽつぽつと雨がぱらついてきました。

 

▲▲▲やっと着いた~ (^。^)y 木無山山頂付近は雲の中▲▲▲

▲▲▲次はここからの絶景が撮れるよう晴れた日に来よう (@^^)/~~~来月かな…▲▲▲

 

草原の広がる木無山頂上付近に差し掛かると、霧がたっています。

あっ違うんだ\(◎o◎)/霧ではなく雲の中なんだ!

新倉富士浅間神社からここまで5時間。

景色は楽しめなかったけれど、今日のお天気は神様からのプレゼントだったのかもしれない。

晴れていれば、日差しが強く、熱中症になってもおかしくないコンデッションでした。

お昼ご飯を頂いたら下吉田ではなく西桂側に下りようと思います。

帰ってからのご褒美は、よ~く冷えた甘夏ゼリー二人分。独り占めしちゃおうかな (^_-)-☆

 

Entry  by  浅葱

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西桂町公式ホームページ

豊かな自然 輝く未来を紡ぐ 水のまち にしかつら

https://www.town.nishikatsura.yamanashi.jp/

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三つ峠駅がリニューアルされました vol.4

https://www.fujicon-tb.co.jp/news/detail.html?id=12031                      

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